C-OILING合同会社
  • 2020/05/10
  • 2020/05/10
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ファンを増やす認知活動4つのステップ 効果的なブランディング


ファンが増えるとビジネスがスムーズに進む

ファンを増やすためには、どんなにいい商品でもまず知ってもらうための認知活動が欠かせません。この認知活動は「いいものを作っていれば、いつかみんなが知ってくれるさ」と言う思考を持ちがちな日本人にとって馴染みの薄いものです。


でも今は、情報が溢れて誰でもモノが簡単に手に入る時代です。別にあなたの商品じゃなくてもお客さんは幸せにあなることができてしまう時代であることを痛感します。
でもそんな時に、「あなたの商品がいいんです!」と言ってくれるファンの存在はあなたに安定とさらなる発展を与えてくれます。


ファンを増やす認知活動4つのステップをお話しする前に、あなたの活動を阻害してしまう、ついついやりがちなNG認知活動についてお話ししていきたいと思います。やらないほうがいいこと、やったほうがいいこと両方を理解しておくと、ブランディングを効果的に進めることができますよ。

  • 費用対効果を直結した売り込み重視の発信
  • なんとなく雰囲気のいいおしゃれでかっこいい発信



どちらも見ていて何かしたいな、と次のアクションに移ろうとは思いませんよね。


NG認知活動① 費用対効果を直結した売り込み重視の発信
商品を売ったり、集客をしたい場合、告知をする際についつい効果をすぐに求めてしまうかもしれません。またをこちらのオススメポイントばかりを並べ立てて
社長オススメ、愛用品

私たちは頭と心で買い物をします。なので、お客さんのメリットやベネフィットを語られていない下心が見え見えの発信は簡単に無視されてしまいます。



NG認知活動② なんとなく雰囲気のいいおしゃれな発信

「そうだ、京都に行こう(東海旅客鉄道)」や「ひとの ときを、想う(JT:日本たばこ産業)」など心地よく頭に残る名作キャッチコピーって憧れますよね。でもこの名作キャッチコピーは、プロのコピーライターが100案も300案も考えて、そこから1案に絞り込みやっとの思い出作り上げられているものです。あなたがキャッチコピー作りに慣れていないのなら、なんとなく響きの良い言葉のコピーばかり発信してもお客さんの心に響きません。

メッセージはペルソナに次のアクションを起こしてもらうためのものです。
(ペルソナについてはこちらの記事から)
耳ざわりがいいだけのメッセージではお客さんの「実際に使ってみたい、もっと読んでみたい」と言う次のアクションを引き出すことができません。

これは画像や写真も同様です。あなたの全ての発信は、ペルソナの次のアクションを起こすトリガーになっているか客観的視点で考えましょう。

ファンを増やす認知活動4つのステップ

STEP.1 認識

認知活動の1つ目のステップでは、ペルソナとなるお客さんが最初にあなたの発したメッセージや商品に接する時点です。お客さんはこの時初めて、存在すら知らなかったあなたの商品の存在を認識します。「認識されない=今後あなたの商品を選ばれることはできまない」と言うことを忘れてはいけません。

STEP.2 相性

2つ目のステップでは親近感を持ってもらうために単純接触回数を増やしていいきます。
あなたの発したメッセージや商品に何度も接した見込み客は、それほど商品に対する知識がなくても、あなたのパーソナルブランドに対して次第に前向きな感触を抱くようになります。大手企業が同じCMを何度も何度も流すのはこの理由です。このように単純な接触回数を増やすことによって私たちは自然と親近感を覚えるようになります

STEP.3 理解

3つ目のステップではお客さんが購入するかどうかの検討材料を提示していくことで信用を獲得していきます。ペルソナに対して理論的なメリット、感情的なベネフィットに訴えかけるメッセージを発信してください。このステップでペルソナは、あなたの商品が自分に向いていることを理解し納得することができます。

STEP.4 好意への入り口

これまで3つのステップをかけて築いてきた関係によって、ペルソナの心のスイッチが押されます。試してみよう、購入してみようと思える4つ目のステップに踏み込むことができます。この時のペルソナの感情は「この人は自分にとって価値のあるものを提供しようとしているし、私もそれが気に入った」と言う心理状態になっています。

まとめ

あなたの認知活動は4つのステップのどの位置にありましたか?もしくは認知を始める前の同業者との差別化が曖昧だった場合、「らしさ」を明確化する差別化ポイントを見直すことで効率的かつスピーディなブランディングを実現できます。


この4つのステップを面倒に感じて端折ってしまいたくなるかもしれませんが、それができるのはすでに有名な一部の著名人か、ほんの一握りのカリスマだけです。
ぜひあなたの認知活動では4つのステップを順を追ってお客様に対して丁寧に、あなたの商品を心地よく買いたくなる道筋を作っていきましょう。
そうすることで自然とファンが増え、あなたに安定とさらなる発展を与えてくれます。