C-OILING合同会社
  • 2020/05/16
  • 2020/05/15
  • 企業ブランデイング
  • 個人ブランディング

相手があなたを売り込んでくれる
ブランディング 私たちは「自分で選びたい」生き物

ブランディングすると
無理な「売り付け」しなくてもお客さんが買ってくれる事実。

言われたから、では買いたくない 

お店で洋服を買うとき「この服買おう!」思っていたのに、その後の店員さんがグイグイと売り込みを受けて買う気が失せてしまった。なんて経験はありませんか?
せっかく購入を決めていたものも、人から売り付けられると購買意欲が下がってしまうのです。これはどのカテゴリー、どの業界でも変わりません。


ではなぜこのような現象が起きるのかというと、そこには私たちが生きていく上での「自分が選択した」という裁量権がもたらす充足感が欠けているからです。

自分が選んだと思えることが幸せ

仕事においても、「あなたはこれをやるべきだ!」と言われた行う仕事より、「目的はこれですが、やり方はあなたの考えで自由に進めてくださいね」と言われる仕事、どちらがやりたいですか?


自動車で有名なフォード社は、今まで職人が1台1台手作りしていた自動車生産を、世界で初めてライン生産することに成功したことで有名です。


ライン生産というのは、例えばバンパーを取り付けるだけ、ライトを取り付けるだけ、というように1人に1つ決められた仕事が自動的に割り振られる、当時ではとても画期的な生産方法でした。
そのおかげで量産に成功したフォード社は、社員に多くの給与を渡していました。


しかし、社員の定着率はとても低かったそうです。
それは、与えられた仕事に対して自分で何かを創造する「裁量権」がないことに、社員たちがやりがいを感じられなかったことが理由です。


このように私たちが何かを決定するとき、「自分が選択した」という体験が必要なのです。

お客さんが自分で選べる環境をブランディングする

お客さんに「自分が選択した」という幸せな体験をしてもらうためには、
私たちはお客さんは選択しやすい環境を用意しておくことが重要です。

ブランディングすることで、お客さんの希望をかなえる日々のメッセージの投稿や、それが一目で伝わる写真やデザインに一貫性を発信し続けることが可能になります。
もちろん実際の商品やサービスの隅々にまで、あなたを選択したくなる要素を明確に提示しておくことです。


このブランディングによって「わたしがあなたに決めた!」というポジティブなアクションを引き起こすことができます。もし今の発信にブレが生じているようなら、今すぐにお客さんが自らあなたを選びたくなるブランド発信に切り替えましょう。