- 2020/05/14
- 2020/05/13
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ブランドはお客さんの頭の中で生まれる!イメージを共創するブランディング
ブランドは私たち発信者側からだけで作ることはできません。
お客さんや仲間、応援してくれるサプライヤーなどとの総合的な関わりで作られます。
ブランドを強化しましょう!これからの時代ブランディングが大切です!、と様々なシーンで発信の大切さを解かれています。
ただし、ブランド発信者側のあなたががむしゃらに発信するだけではブランドイメージが構築されないことを知っていましたか?
ブランドイメージは「共通の認識」で作られる
例えばハイブランドで有名なエルメスを例に挙げてみましょう。
「エルメス=高いけど良いもの」という「共通の認識」を持っていますよね?
でも実際のところ、ハイブランドのエルメスに対してあなたはどこまでその良さを知っているでしょうか?
・創業は何年からか?
・どんな工場で作っているのか?
・どのような革を使ってバッグを作っているのか?
・今まで類型何個販売されてきたのか?
・著名人では誰が使っているのか?
という理論的な細かい部分裏付けデータまでは知りませんよね。
それでも私たちは、エルメスブランドから発信されるメッセージや視覚的なデザイン、そして商品などの総合的な世界観から「エルメス=高いけど良いもの」というブランドイメージを、「共通の価値認識」として頭の中で感じ取っているのです。
発信によって「良く」も「悪く」も取られるブランドイメージ
感情面について無頓着な発信ではブランドイメージを「良く」することはできません。
相手はあなたが発した全てのメッセージに対して、相手の頭の中で感情を抱きます。
「これが私だから!」「これはこういうものでしょう!」という受信する相手を考えない一方的なメッセージやデザインを発信は、よっぽど話術に長けていない限りは相手の心理を自由に操るようなことはできないません。
受診した相手があなたのブランドに対してどのような感情を抱くか、相手の立場に立って繰り返し思案して発信をしていきましょう。
◆ブランドに対する良いイメージ
「尊敬・楽しい・期待」
◆悪いイメージ
「軽蔑」
◆最悪なパターン
「無関心」
このように、相手にあなたの思う感情を共通認識してもらうために、何をどのように伝えるかがカギになります。ブランディングにおける発信は、常に客観的思考で行うものなのです。
ブランドイメージはお客さんと共創するもの
「共通の価値認識」は発信者である私たちから一方的に作られるものでなく、お客さんをはじめとする受信する相手と共に発生して初めてブランドとなります。
そのためのイメージの発信のために、あなた自身の「らしさ」を良いイメージを共通の認識として持つことのできる、名分化したメッセージと直感的に捉えられる視覚的表現でデザインをクロスして伝えてしていくことが重要です。