C-OILING合同会社
  • 2020/05/21
  • 2020/05/21
  • 企業ブランデイング
  • 個人ブランディング

お客さんが自然と増える ブランディングに必要な「パーソナルの開示」 4つのメリット

これからの時代ではただ仕事ができる、ただクオリティの良いものを仕上がるだけではお客さんとの長い関係の構築は難しくなってきます。その理由は、これからくる「検索と比較の時代」ではただ良いものを作っているだけでは、お客さんと出会うことが困難になってくるからです。
また既存のお客さんにとっても、同じようなクオリティをアピールして良いる同業者を見つけたら、そちらに乗り換えてしまう可能性もあります。


お客さんにとってあなたと仕事をしたいと思い続けてもらうためには、その素晴らしい仕事ぶりやクオリティの土台にあるあなたの「人間らしさ」の開示が必要になります。
愛される「ああ、この人らしいな」と安心する要素が必要です。


職業としてのアイデンティティと個人的なパーソナル要素を組み合わせることはあまりしっくりこないかもしれませんが、これからお客さんは、仕事を「誰と」するのかに価値を感じていることは確かです。


今回は仕事を「誰と」するのかということに価値を感じている相手と長いお付き合いができている企業や個人事業主がやっている4つの共通点についてお話ししたいと思います。

①お客さんとのリレーション

お客さんとの良好な関係作りにおいて、あなたの「人間らしさ」の開示をしておきましょう。それによってお客さんはあなたを「●●屋さん」としてではなく個人として認識することができるので、個人であるあなたへビジネスは関係なくても気軽に連絡をくれるようになります。
この繋がりによって、関係作りのハードルを一気に下げることができます。一人の人間として悩みや希望の相談をすることができるようになり、結果的にビジネスの拡大していきます。

②お客さんとの共通点

こんな経験ありませんか?同じ県の出身者だったり、共通の趣味を持っていたりすると、途端にその人に対して親近感を覚えてしまうこと。「釣りずきに悪い人はいない」などというように、同じ趣味や経験をした相手に対して私たちは自分の持つ経験と記憶がリンクして、一気に関係を近づける傾向があります。
このようにあなたのパーソナルな要素を開示しておくとお客さんとの共通点と出会う確率を上げ、関係を構築しやすくなります。

③同業者とのわかりやすい差別化

あなたの職種を一言で「●●屋さん」と伝えるとして、同じ「●●屋さん」を名乗る同業者はどれぐらいいるでしょうか?日本だけでも数えきれない専門職の中でこれからくる「検索と比較の時代」を生き抜くためには、あなたのらしさを開示が欠かせません。
その理由は、あなたのらしさを開示をしておくことによって、「このライフスタイルの人だからこういう仕事をするのか」と印象付けることができます。この印象によってただの「●●屋さん」ではなく唯一無二の専門家になることができるのです。

④繰り返すメッセージも新鮮さを失わない

私たちは何度も同じメッセージを目にするたびに、最初のインパクトを失ってしまいます。これは私たち人間の「慣れ」が引き起こす性質上仕方のないものです。


しかしその繰り返しの発信の中に、あなたのパーソナルな情報を開示していくことによって、新しい要素として組み込むことができるのです。その結果。あなたが繰り返すメッセージに新鮮さを加えることができ、お客さんを飽きさせない発信を続けることができます

お客さんとの人と人の関係を作る

何でもかんでも開示すれば良いということではありません。あなたのパーソナル情報の中からお客さんが知りたいと思う「人間らしさ」を感じる項目をチョイスして、丁寧に発信していくことを心がけましょう。


この仕事にパーソナルな情報を組み合わせた発信を繰り返し行うことによってお客さんはあなたの仕事ぶりだけではなく、そこに裏付けられた人間性を見出し、安心感と信頼感を抱いてくれることとなります。今回ご紹介した4つの共通点こそが、お客さんが途絶えず不思議と増えていくブランディングの秘訣です。