デザインの重要な要素としてカラーの選択があります。
例えば文字情報は「見る→読む→感じる」という3ステップで認識しますが、カラーは「見る→感じる」という2ステップで好き嫌いのジャッジをしています。
そのため、お客様の心を掴むカラーを選ぶことさえできれば、文字情報よりも早く、お客さんの購買意欲スイッチを簡単に押すことができるのです。
と言ってもカラーというのはこの世の中に無限大にあるものです。その中でお客様の心を掴む
最適なカラー選ぶためにはどうしたら良いのか?と頭を抱ええてしまうかもしれませんが、コツを掴めば簡単にカラーを選ぶことができるようになります。
それは、この章の冒頭で話した「色彩・明度・彩度」を組み合わせることです。
- 色彩 …赤、青、黄色などの色味。
- 明度 …色の暗さと明るさ。
- 彩度 …色の鮮やかさ。
私たちが普段見ている全てカラーは、この3つの組み合わせからできているのです。
またこの「色彩・明度・彩度」は私たちの感情のそれぞれ別のベクトルに共鳴してきます。
- 色彩 …それぞれの色彩が与える温かみや真面目さと言った「感情」。
- 明度 …色の明るさによる、親しみやすさと高級感。
- 彩度 …色の鮮やかさによる、エネルギッシュさ。
この3つが私たちのそれぞれの感性に響くのですが、今回はターゲットの年代別に効果的に響く、「彩度」についてお話をしていきます。
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