新型コロナウイルスで変わるブランドの力 変わらないブランドの力 中小企業のブランディング

企業ブランデイング

今回の新型コロナウイルスの発生により人々の価値観が大きく変化してきています。この先行きが見えないという不安が全世界規模で起きています。私たちは先行きの見えない不安や簡単には復旧できない状況下で「絆」の重要性が見直してきました。


それは、2011年に起きた東日本大震災や2016年の熊本地震時に見直されてきた、人と人との精神的な繋がりである「共創性」と言えるでしょう。物質的な繋がりではなく、顧客といかに支持し合いたくなる関係性を顧客と築けるかがキーポイントになってきます。企業や商品がブランドになりうるには、顧客と共創してきた関係性があってこそだからです。


ルイ・ヴィトンを擁するLVMHが香水の生産ラインを「消毒用ジェル」を大量生産していることがニュースとして取り上げられいます。これはLVMHの経営にとって直接的には関係ない行動ですが、尊い行いとして多くの支持を得ています。ですが、このような大手企業のように、生産やサービスのハンドルを切ることができない中小企業は何をしたらいいのでしょうか?

価値観の変わる顧客と新しい関係性を構築する

中小企業にとっての顧客の価値観が変わる環境で考えていくべきなのは、自分たちはブランドとしてどう行動していくか、です。
自分たちの行動指針は何を軸とするのか、そしてどのようにアクションを取るのかを見つめ直すタイミングなのです。

自分たちがしたいことを見つめ直す

ブランドにおいて今一番始めにやるべきは、経営の根底にある「なぜ私たちはこの事業を選んだのか」という目的の再確認です。今いる顧客になぜこの商品やサービスを通して関係性を築いてきたのか、その自分たち「らしさ」を改めて見つめ直します。自分たちにとって軸となる行動指針と、何が顧客に支持されてきたかという満足度からはかることができます。その「らしさ」の体験として何を提供できるか考えます。

自分たちがしたいことを行動に移す

では価値観が変わる顧客に対してどのように自分たち「らしい」体験をしてもらうか、その内容が重要となります。それはこのコロナ禍の中だからこそ考えられる、自分たちの得意分野の活かし方の可能性を新しく開拓することにもつながります。 目的規模の大小ではなくどのように実現できるかがポイントになってきます。

自分たちの思いをしっかりと伝えること

自分たち「らしさ」を明確にし、価値観の変わった顧客に対する行動の方向性を決めたら、それを顧客にしっかりと伝えていくことが重要です。中小企業でおろそかになりがちなのがこのステップです。目的を明確にし、何か行動を起こしても顧客に知られることがなければ関係性を築くことはできません。つまりこのステップまで行ってようやく、伝え・届き・反応が返ってくるという「共創性」が生まれます。

これからの新しい関係性を構築する

このコロナ禍において、社会貢献を金銭的に無理をしてでもするべきだということではありません。今先の見えない大変な時期だからこそ今できることにしっかり取り組んでいきましょう。


自分たちらしく変化できることを探す。そして行動することを顧客に伝え、共に変化を共創していくことによってこれからの変わらないブランドの価値を作り上げることになります。

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