- 2019/06/12
- 2023/06/07
- 企業ブランデイング
- 商品ブランディング
ブランディング活動の2大弱点!
自社ブランドを強化しようと
社内でプロジェクトを発足したのはいいけれど
結局続かず、途中でプロジェクト自体が頓挫してしまった、
そんな企業も少なくないと思います。
なぜか途中で頓挫してしまう要因は、
社内で継続しにくい「ブランディングの2大弱点」が存在するからです。
「ブランディングの2大弱点」
①数値化が難しい。
②分業制なのに統合された活動が必要。
ブランド価値の統合
会社の大きさの大小に関わらず、
通常専門的に業務を行っている以外の
組織を横断する活動です。
そのため、ブランド価値の目的を浸透させる活動をする必要があります。
トップダウンで「うちのブランドはこう!」という指示を出すのではなく、
各専門部門のキーメンバーは集まる場を作り、
企業のシステム全体に
自社ブランドを浸透させ、
ブランド価値の統合を行っていきます。
ブランディング業務の分業
ブランディングを各専門分野で分業するためには
大きく分けて4つの軸が必要になります。
①ブランディング軸
企業のビジネスにおいてブランド価値がどのような効果を与えているか、
また、そのブランディングの戦略を考える、経営者やプロジェクトの発起人。
②商品提供価値軸
企業のブランド価値に直結する商品の研究や生産部門、
そして市場やレビューなどのお客さまのリアルなニーズをリサーチする。
③クリエイティブ軸
ブランド価値を伝えるための様々なクリエイティブコンテンツを、
自分たちから情報を発信するものとして完成度を意識する。
④リレーション軸
新規のお客さまへのブランドの原体験を向上させるトライアル、
お客さまとの絆を深めるアフターケアやコミュニティなどを運用する。
企業のサイズによって兼務をする必要があると思いますが、
ブランディングを進めるにあたって、
これら4つの軸を意識することが重要です。
価値を共有し、ブランドを継続できるシステムを構築する
ブランドは一朝一夕で作られるものではなく、
メンバーとのブランドの目的を共有し、
お客さまとつながる価値ある商品の提供、
その後の関係づくりの流れ意識してする
ブランド活動を続けていくことで
続けていくことで育まれるものです。