- 2020/04/30
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そもそもブランディングとは? いまさら聞けないブランディング基礎まとめ
「ブランディング」と言われると、オシャレで高級そうなものというイメージして、その定義が漠然としてしまいがちですが、それは一つの側面に過ぎません。
それでは早速、いまさら聞けないブランディングの基礎まとめてお話ししていきます。
「ブランド」=「高級品」じゃない!?
「ブランディング」の話をする前に「ブランド」とはどんなものかをお話ししていきます。
ブランドというとシャネル、エルメスのようなハイブランドのイメージをしがちですが、例えばコンビニでも売っているアイスで有名なガリガリ君。ガリガリ君と聞くと、あの元気な男の子のイラストが描いてあるあのパッケージとともに食べた時の食感も思い出すことだと思います。あれも1つのブランドとして確立されていますよね。
他にも、ちょっとゆったりコーヒーを楽しみたいならスターバックスコーヒー。とってもいいバッグを持ちたいと思ったらルイヴィトン。と言うようにその対象に対して「Aといえば●●だ」と「価値を認識される状態がブラント」なのです。
ブランドについてわかったところで、次は下の章で図を使いながら「ブランディング」について詳しく説明していきます。
では、ブランディングとは…?
ブランディング」は「ブランド」に進行形のingがついた単語です。つまり私たちのブランドはこう言うものです、と決めたことをそのままにせず、社会情勢やメディアが変化しても、取引先やユーザーに「Aといえば●●だ」と共通のイメージを認識させる活動のことです。
そのためには、時代にあった発信方法や戦略が必要になります。それは、ブランディングには買ってもらう一瞬では終わらない、取引先やユーザーに「Aといえば●●だ」と認識し続けてもらい、長いお付き合いをするための役目があるからなのです。
なぜブランディングが必要なのか
今ブランディングはこれからの時代に必ず必要だと言われていますが、それはいったいなぜでしょうか? ではなぜブランディングしてないとどうなるのかを説明していきます。
1.530倍の情報に埋もれてしまう
私たちを取り巻く情報の量、実は10年前から比べると、なんと約530倍に膨れ上げっているのを知っていましたか?
例えば10年前までは石鹸といえば口コミこの3種類から選ぼう、と思っていた人も、3種類×530の1,590種類から選ぶことができるようになっています。
その中で「Aといえば●●だ」と指名買いしてもらえないことは購入の確率を下げてしまうことにつながります。
2.価格競争に巻き込まれてしまう
1で述べたように、溢れる情報の中で指名買いしてもらえないことによって、値段を下げてでも買ってもらおうという負のループが生んでしまいます。
3.結果的に自信を失ってしまう
1.2で述べたように、購入されず値段を下げるという負のループを繰り返していると、お客さんも自分たちの心も離れていってしまい、結果的に自信を失ってしまいます。
正しい理解で効果的なブランディングを生み出す
物や情報で溢れる現代で生き残るために、ブランド力を強化するなら、ブランディングを欠かすことはできません。ブランディングを実践せずに「Aといえば●●だ」というブランドの価値を確立できなければ、あっという間に価格競争に巻き込まれてしまいます。
価格競争を避け、あなたのブランドならではの魅力をユーザーにまずは知ってもらい、そこから長いお付き合いをするためにも、効果的なブランディングを実践しましょう。