- 2020/07/12
- 2020/07/12
- 企業ブランデイング
ものづくりブランディングのマネージメント 【ブランディング コラム】
マネージメントという言葉を聞くと、チームの管理やモチベーションアップなどのイメージを持つかもしれませんが、今回はこのマネージメントの定義を「経営」としてお話しさせていただきます。
さて、
前回ブランディングを進行形として進化させていく企業は、理想的なビジネスを続けられるという話をしましたが、ではその仕組みを潤滑に回していくためのマネージメントにはどのような準備が必要でしょうか?
それは、社長が社員たちに会社のD N Aを伝えることから始まります。
社員にものづくりのD N Aを伝える
実際に会社の商品やサービスを作り上げるのは社員たちです。
そんな社員たちは今どんな思いでものづくりに向き合っているでしょうか?
もっと品質の良いものを作りたい?
自分の技術に自信を持って?
仕事だから仕方なく?
社員が10人いれば10人の思想があります。その中で永く支持され得るものづくり企業を経営していくためには、共感される会社の想いを社員に向け発信し、浸透させ、D N Aのように脈々と受け継いでいく仕組みをブランディングすることです。
そのD N Aが引き継がれていれば、会社の強みを生かした商品開発も、P R施策もスムーズに進み、支持される会社づくりを潤滑に進化させることができるのです。
社員が自らより良いものを届ける
D N Aが浸透した社員たちは、クライアントやサプライヤーのための活動を能動的に考えることができるようになります。
そして自分の技術がお客さんの何に役立っているのか、なんのために自分は技術を磨いていくのか、目標を定めていくことができるのです。
この仕組みをブランディングすることができれば、
社長が車にはねられて骨折してしまい、3ヶ月入院!という自体になってしまっても、会社がしっかりと支持される仕組みは回り続けるのです。
社長は経営者として会社のD N Aの行先を見届ける
ものづくり企業の社長は、もともと本人もエンジニアや現場での職人であったことが多いものです。そのためつい自分自身でものづくりのために手を動かしたり、社長自ら新しい企画を始めてしまう人も多いものです。どうですか?「あれ、私のことかも…」と思いあたる人は多いのでは無いでしょうか?
つい個人の思いとして自ら動きたくなってしまいますが、社長の仕事は社員たちが会社のD N Aを引き継ぎ、会社の存在意義として目的を果たすものづくりでお客さんを幸せにしているのかを見届けることです。
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「想いと技術」を持ったものづくり企業を
ブランディングで応援する
C-OILING(シー オイリング)
代表;大後 裕子(だいご ひろこ)
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