- 2020/06/09
- 2020/06/09
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お客さんにクリアに伝わる!「強み」のポジショニングが必要なワケ
ブランディングにおいて「強み」をポジショニングすることは、リアルな店頭にわかりやすい看板を立てておくことと同じです。
私たちが普段生活をしていても、看板の立っていないお店に入るのは躊躇してしまいますよね。もしくは気づかずに素通りしてしまうかもしれません。
このお客さんの躊躇や素通りを防ぐために、あなたの専門分野の中でも、特に得意とする分野についてポジショニングを行いましょう。
例えば「ダイエット専門」という看板を出しただけでは、お客さんは自分にふさわしいか考えないといけないですよね。この考える手間が
お客さんは自分にふさわしいものなのか「選ぶ理由」がわかりやすいことを望んでいます。
まずは下記の3つを明確にしておくことによって、お客さんが自らあなたのブランドとのマッチングを行います。
・対象
・実施内容
・なぜその専門分野に詳しいのかわかる背景やエビデンス
この高次元のマッチング。
今日はあなたのブランドを特化させ、ポジショニングが明確になることによって起きるメリットについてお話しします。
商品ラインナップが少なくても良い
ポジショニングを明確にすることによって、あなたのブランドの専門分野を明確にすることで、商品数を絞ることが可能になります。
浅く広く展開した商品よりも、狭くニッチだからこそクオリティの高い商品の方がお客さんの希望を叶え、満足度の高い経験をしてもらうことができます。
同業者との差別化がしやすい
ブランドを語る時、ブランドの成り立ちを開示していますか?
・このブランドを通して実現したい想い
・このブランドを作るに至ったバックボーン
・あなたが日頃このブランドのためにどんなことをしているのか?
この経験は同じような商品やサービスを提供する同業者にも持ち得ない、唯一無二のものです。
応援・支持する意味が明確になる
ポストコロナ時代の購買行動は日どーコロナの時代よりずっとシビアになっています。
そのため、今までなんとなく購入してきたり、取引先を決めてきたものも、これからは「選ぶ理由」が必要です。
この「選ぶ理由」は、顧客がクオリティ面と感情面の2つの視点から、より高次元のマッチングをを求めています。
技術のアピールだけではなくあなたがその技術を得るために費やした背景を開示することが重要です。その結果あなたの商品やサービスがクオリティの高い専門的なものであり、そのクオリティを保つための背景が明確であれば、エビデンスとしても感情面からもお客さんが能動的にあなたを「選ぶ理由」実感することができるのです。
実績と感情の2つの面から独自の「強み」をポジショニングする
あなたのオジションは「強み」によって構築するものです。何か知名度を上げるためだけに、流行っているから、同業者がやっていないからで選ぶのではなく
ブランドが成り立つためのヒストリーと、そこから築き上げてきた専門分野に特化し、ポジショニングを明確に伝えるブランディングを考えましょう。
そうすることによって結果的に、あなたの不得意な分野の依頼が来なくなり、得意分野だけに依頼が集中します。
そのクオリティの高い仕事は大きな評価を呼び、お客さんとの良好な関係を継続できる、長く愛されるブランドへと成長していくことができるのです。