- 2019/05/10
- 2020/03/05
- 企業ブランデイング
- 商品ブランディング
「 イイ感じにしたい 」 商品ブランディングの落とし穴
モノが売れない!と言われる現代でも
売れるモノは売れています。
売れる商品をつくるたいめに
少しでも見栄えよくしたいという思いから
ブランド構築をするために
こんな風に相談に来るクライアントが
いらっしゃいます。
「とにかくイイ感じにしたい!」
もう少し細かいイメージでも、
こんな風に言われることがあります。
- 「とにかく女の子が喜びそうな感じにしたい」
- 「とにかく今風なおしゃれな感じにしたい」
- 「とにかく高級感があるイメージにしたい」
気持ちはわかりますが、
この「とにかく」という言葉は
これはブランド構築の
よくある落とし穴です。
誰にとっての「イイ感じ」?
ブランド構築で一番大切なことは
「選びたくなる理由」です。
よく巷で聞く「イイ感じ」には
「とにかく売れる商品」
という意味が込められています。
とにかく、と言っても
意味もなく売れる商品は
この世に存在しません。
「売れる商品」には
「選びたくなる理由」が必要です。
ものが溢れる現代では
お客さんも目が肥えているので
自分に必要なものだけを
選んでいます。
例えばひとくくりに
「女性」といっても
17歳の女子高生と
82歳のおばあさんでは
商品を選ぶ理由が全く違いますし、
82歳のおばあちゃんでも
登山に行きたいアクティブシニアか、
部屋でゆっくりと
音楽鑑賞をしたいシニアかでも
全く違いますよね。
「選びたくなる理由」を設定する
「選びたくなる理由」を
設定するために必要なことは
選んでくれるお客様のことを
よく知ることが重要です。
そのあとで下記の3つを設定します。
- 機能や品質
- 見た目のデザイン
- 価格
この順番で考えることで
「これはまさに私とってのイイ感じのもの!」
と感じ取ってもらうことができます。
あなたの商品はどうですか?
値段やスペック、デザインを
決定するのは
お客様のことをよくリサーチしてからです!
「これはまさに私とってのイイ感じのもの!」
と感じ取ってもらえる
ブランド構築をしていきましょう。