C-OILING合同会社
  • 2019/06/20
  • 2023/06/07
  • 企業ブランデイング
  • 商品ブランディング

ブランドをテコ入れしたいなら “痛みの大元”を直すべき

事業も大きくなってきたし、ブランドをみなおしたい。
企業の代替わりで、会社のイメージを変えたい。

そうやって今のブランドのあり方に不調を感じて、
テコ入れしたいと思ったとき、皆さん何から始めていますか?

パッケージを変えてみたり、
SNS戦略をしてみたり、と
つい手をつけやすいところから着手しがちです。

しかし、
本当にブランドにテコ入れをしたいならば、
普段触れないブランドの大元を見直すことが大切です。

体の不調を直す時、
「長年頭痛、肩こり、手の痺れに悩まされていたけれど、
これらの症状の原因、実は背骨だったんですよ。」というような話を聞いたことありますよね。

ブランド構築も同じように
なんだか調子が悪い、と思う時は
大元を見直す必要があります。

痛いところをさすっていても、
その場しのぎの痛み取りで終わってしまいますよ。

ブランドの大元はコンセプト

ブランドの不調にはブランドの大元に触れるべきです。
そのブランドの大元にあるものはコンセプトです。

ブランドを設定した当初はちょうど良かったコンセプトでも
もう今のブランドのステージや似合っていなかったり
ご時世にふさわしくない場合があります。

また、コンセプトの存在が薄れるくらい
形骸化してしまっていることがあります。

ブランドのコンセプトが何であったか、
あらためて見直しましょう。

ブランド立て直し最大の敵は「通例」

コンセプトを見直して
いざブランドの立て直そうを思った現れる最大の敵、
それは「通例」です。

体の不調のように凝り固まったクセである
「通例」を見直すためには

「私たちのやっていることなんてこんなもんだし」
「今までやってきた通りでいいんじゃないか」と思う悲観的な感覚の

「面倒」を解決するパワーが必要です。

慣れ親しんだ「通例」をなぞること簡単ですが
だからと言って、痛い部分をさするように
気づいた順に「これも。あ、これも」とツギハギで修繕を繰り返すと

その度にコストがかかるだけでなく、
最終仕上がりを見たときに
バランスが悪いものになってしまいますよ。

「とりあえず」の変更ではなく、痛みの大元を直してから

「とりあえず」の変更ではなく、痛みの大元を直してから

長年凝り固まったクセを直すことはこのクセを直すのは、痛いです。

しかしブランドにテコ入れをしてより良いものにしたいなら

さながら体の不調を改善するように
現状を確認し、痛みの大元を直して、
痛みがぶり返さないように日々の生活に注意することが大切です。

まずは大元であるブランドコンセプトを見直してから、
コンセプトを伝えるための、
SNS戦略やパッケージ変更、細部を調整していきましょう。