専門書、小説、雑誌、漫画、写真集などなど
ジャンル問わず本は本当にコスパのいいものですね。
専門家やその道のプロが
何年、何十年とかけて
体験、体感、トライ&エラーを繰り返しながら構築した知識を
わかりやすくまとめて
1冊にしてくれてるなんて
本当にありがたいものだと思います。
小説や写真集などの物語は
世界に入り込むために
じっくり自分のペースで読んだ方が良いですが
今日は、
ムリのない専門書の読み方をご紹介します。
【 1. 一度パラパラと全体を読む 】
この本が自分にとって読みやすい内容か判断するのに
本全体をパラパラとめくりながら
ざっと全体に目を通して
文章の流れや、著者の文章のクセなどから
自分が読み進めやすい本なのかをジャッジします。
そのときに興味深い章があったら
「あとでじっくり読もう!」と
本に対しての期待感も高まります。
【 2. 読み進められないものは、今じゃない本 】
実際に本読み進めて、
活字を目で追うだけで
たまにまっっったく頭に入ってこない本ってありますよね?
こんな時は
「この本は自分にとって 今じゃない本」と考えています。
レベルが高くて理解が追いついていないケースが多いので
同じジャンルでもう少し簡単な本を読んで
知識レベルをアップさせてから
再度読むようにすると
前向きに専門書を読み進められます。
【 3. 付箋を2種類使う 】
専門書は分厚い本を「読んで満足」ではなく、
得た知識を、実際のビジネスや生活で役立てるために
本1冊丸々覚えることはできないので
要点を効率よく読んでいきたいものですよね。
システム的に取り入れたいことは「青系の付箋」、
情緒的に感動した部分は「赤系の付箋」と
付箋の色味を分けて、
あとで見返したときに、資料として使いやすくておススメです。
また、青系の付箋をつけたページは
日常やビジネスにシステム的に取り入れたいので
読書後も気が向いたら見返えしています。
【 4. 翌日もう一度パラパラめくる 】
わたし達人間は
学習した20分後にはおよそ42%
1日後には、約74%もの事を忘れてしまうそうです。
せっかく読んで感動した本の内容を忘れてしまうのは
パフォーマンスも悪いですし、
なにより著者やその本とのつながりが
なくなってしまうようで悲しいので
記憶を止めるように
翌日もう一度本をパラパラとめくって記憶を定着させるようにしています。
【 5.人に話す 】
4で記憶を止めるようにした上で
さらにアウトプットして
「興味深かった事」を楽しく人に話すようにしています。
よく「知ってる」と「教えられる」は別物と言いますが
人にわかりやすく説明する事で
本からえた知識が
自分のものとして伝えられるようになって
本が自分の一部になっていくのだと思います。
もちろん知識を振りかざすのではなく、
相手が面白がってくれそうな事を
チョイスしてその時間を楽しく共有する事を大切にしています。
専門書とのムリなく付き合う
専門書から無理に知識をえようとするのではなく、
著者自分が体験を通して得た事が
自分にも浸透して、他の場所でも役立つ、
こんな風に繋がっていく専門書の読み方、
とても心地よいのでおススメです。
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